祝・35000Hit
正直ここまで続くとは・・・w
また後で書きますタブン。
だけど今日はサッカーw
シーズンが終わってどんどん移籍の噂が飛んでますが、今気になっているのがレアルの現状。
今年のレアルは後半明らかな失速で崩壊していったわけですが、原因を自分なりに考えてみた。
去年のレアル、ベッカムが来る前のチームは、確かに銀河系選抜と言える顔ぶれ&実績だったと思う。
ベッカムの加入で、より強化されたと思われた攻撃陣が思いのほか貧弱なのだ。
ずっと、気になっていた部分がある。
「クロード・マケレレ」
今季のレアルにおいて、一番の損失と言ってもいい人物。
レアルといえば中盤から前線の選手が時にポジションを入れ替えながら華麗なダイレクトパスの応酬で守備を混乱に陥れ、いつの間にかフリーになった選手がラストパスを受けゴールゲット・・・少なくともその頃のレアルのイメージはそんな感じだった。
実はここで引っかかるのがマケレレの存在。
攻撃時には、彼もこのパス回しに参加する。
ところが、彼は回ってきたパスを、止めてしまうのだ。
ジダン→ラウール→カンビアッソ・・・と回ってきたボールを、彼はトラップする。
そして、ワンタッチ、ツータッチとボールを持ち、パスを出す相手を探す。明らかにキョロキョロしている。
その間も味方は動き回るが、肝心のボールが動かない。結局彼はあきらめて、より信頼の置けるジダンやフィーゴ、カンビアッソなどにボールを預けるのだ。
そう、彼には、ダイレクトでボールを回す即興性が無いのだ。
せっかくの華麗かつ攻撃的なパス回しが、彼のところで止まるのである。
守備では豊富な運動量とボール奪取能力で攻撃の芽を摘む男も、攻撃時には足かせとなるのである。
攻撃こそ最大の防御。と考えているであろうバルダーノGM、ペレス会長は何度も目にしたこの場面に対し、我慢しきれなくなったのではないか?そして、彼が移籍を口にしたときも、特に引き止めなかったのでは?
「華麗なサッカーには、華麗な選手こそ必要」
こうしてマケレレの代わりに入ったのは、「華麗」なベッカム
人気・実績申し分なし。ウイイレでベストイレブンを選べと言われたら迷わず彼を選ぶ。
ただし、右サイドで。
彼の持ち味は、キックの正確さである。豊富な運動量ではない。
前線で待つ選手の得意な箇所、長身FWならその頭、ジダンならその両足を迷い無く振りぬける場所へ、寸分狂わずボールを送り込めるのである。相手がゴールへ向かって全力で走っている場合、ボールと相手の到達地点を見事に計算してクロスを送る。その正確さは鳥肌ものだ。
しかし条件がある。
自分の右足で、出来ればゆっくりと、自分のタイミングで蹴れること。
プレミアの試合でも、CLでも、W杯で日本へ来た時も、彼のプレイの中で、アウトサイドでのキックはほとんど見なかった。左足も然り。
今までの場所では、自分より右側に選手が来ないわけだし、当然右足アウトサイドは頻度が落ちる。左足もそうだ。つまり、彼はそれらが苦手なのだ。
アウトサイドはダイレクトプレイの基本でもある。彼はまた、ダイレクトパスもあまりしない。ダイレクトのロングパスなら得意なのだが・・・。
抜群の精度でロングパスが出せるため、攻撃の起点としては申し分ないが、中盤の底からのラストパスはロナウドだけのものである。ココという位置に走りこむ速さを持ったロナウドがいるから生きる。普段はやはりショートパスなのだ。
ボールを、止めて、見て、出す。
マケレレと同じではないか!
結局ベッカムの位置でボールが止まっているのである。
そしてベッカムのボールの向く方向は、自分より前だ。
ダブルボランチの相棒とのパス交換も極めて少ない。ほんの数本だそうな。(グティが相手だと多少増えるらしい?)
バリエーションが無いと敵は対処できてしまう。トラップの間に次の行動も予測できてしまう。
では守備はどうか?
はっきり言って、ダメである。
守備に関してはワールドクラスとは言いがたい。
運動量が豊富で、あきらめずに敵を追いかける姿勢は素晴らしいが、1:1で勝てない。抜かれてもまた追いかけるが、やはり勝てない。
攻撃時のアイデアの引き出しが少なく、守備時の能力も高くないのがベッカムの実態だ。
攻撃時のアイデアの引き出しは無いに等しいが、守備時には鬼神のような働きを見せていたマケレレ。
同じポジションに、これだけ違う人が入ったのだ。バランスが崩れるのも無理は無い。
気付かないケイロスでもないと思うのだが・・・。
マケレレの位置・働きに関し、レアル首脳陣は、攻撃の際は目を瞑るべきだったのだ・・・。
余ってしまったクラックを、無理にパズルに当てはめた結果
これこそが、今季のレアルの惨状である。
正直ここまで続くとは・・・w
また後で書きますタブン。
だけど今日はサッカーw
シーズンが終わってどんどん移籍の噂が飛んでますが、今気になっているのがレアルの現状。
今年のレアルは後半明らかな失速で崩壊していったわけですが、原因を自分なりに考えてみた。
去年のレアル、ベッカムが来る前のチームは、確かに銀河系選抜と言える顔ぶれ&実績だったと思う。
ベッカムの加入で、より強化されたと思われた攻撃陣が思いのほか貧弱なのだ。
ずっと、気になっていた部分がある。
「クロード・マケレレ」
今季のレアルにおいて、一番の損失と言ってもいい人物。
レアルといえば中盤から前線の選手が時にポジションを入れ替えながら華麗なダイレクトパスの応酬で守備を混乱に陥れ、いつの間にかフリーになった選手がラストパスを受けゴールゲット・・・少なくともその頃のレアルのイメージはそんな感じだった。
実はここで引っかかるのがマケレレの存在。
攻撃時には、彼もこのパス回しに参加する。
ところが、彼は回ってきたパスを、止めてしまうのだ。
ジダン→ラウール→カンビアッソ・・・と回ってきたボールを、彼はトラップする。
そして、ワンタッチ、ツータッチとボールを持ち、パスを出す相手を探す。明らかにキョロキョロしている。
その間も味方は動き回るが、肝心のボールが動かない。結局彼はあきらめて、より信頼の置けるジダンやフィーゴ、カンビアッソなどにボールを預けるのだ。
そう、彼には、ダイレクトでボールを回す即興性が無いのだ。
せっかくの華麗かつ攻撃的なパス回しが、彼のところで止まるのである。
守備では豊富な運動量とボール奪取能力で攻撃の芽を摘む男も、攻撃時には足かせとなるのである。
攻撃こそ最大の防御。と考えているであろうバルダーノGM、ペレス会長は何度も目にしたこの場面に対し、我慢しきれなくなったのではないか?そして、彼が移籍を口にしたときも、特に引き止めなかったのでは?
「華麗なサッカーには、華麗な選手こそ必要」
こうしてマケレレの代わりに入ったのは、「華麗」なベッカム
人気・実績申し分なし。ウイイレでベストイレブンを選べと言われたら迷わず彼を選ぶ。
ただし、右サイドで。
彼の持ち味は、キックの正確さである。豊富な運動量ではない。
前線で待つ選手の得意な箇所、長身FWならその頭、ジダンならその両足を迷い無く振りぬける場所へ、寸分狂わずボールを送り込めるのである。相手がゴールへ向かって全力で走っている場合、ボールと相手の到達地点を見事に計算してクロスを送る。その正確さは鳥肌ものだ。
しかし条件がある。
自分の右足で、出来ればゆっくりと、自分のタイミングで蹴れること。
プレミアの試合でも、CLでも、W杯で日本へ来た時も、彼のプレイの中で、アウトサイドでのキックはほとんど見なかった。左足も然り。
今までの場所では、自分より右側に選手が来ないわけだし、当然右足アウトサイドは頻度が落ちる。左足もそうだ。つまり、彼はそれらが苦手なのだ。
アウトサイドはダイレクトプレイの基本でもある。彼はまた、ダイレクトパスもあまりしない。ダイレクトのロングパスなら得意なのだが・・・。
抜群の精度でロングパスが出せるため、攻撃の起点としては申し分ないが、中盤の底からのラストパスはロナウドだけのものである。ココという位置に走りこむ速さを持ったロナウドがいるから生きる。普段はやはりショートパスなのだ。
ボールを、止めて、見て、出す。
マケレレと同じではないか!
結局ベッカムの位置でボールが止まっているのである。
そしてベッカムのボールの向く方向は、自分より前だ。
ダブルボランチの相棒とのパス交換も極めて少ない。ほんの数本だそうな。(グティが相手だと多少増えるらしい?)
バリエーションが無いと敵は対処できてしまう。トラップの間に次の行動も予測できてしまう。
では守備はどうか?
はっきり言って、ダメである。
守備に関してはワールドクラスとは言いがたい。
運動量が豊富で、あきらめずに敵を追いかける姿勢は素晴らしいが、1:1で勝てない。抜かれてもまた追いかけるが、やはり勝てない。
攻撃時のアイデアの引き出しが少なく、守備時の能力も高くないのがベッカムの実態だ。
攻撃時のアイデアの引き出しは無いに等しいが、守備時には鬼神のような働きを見せていたマケレレ。
同じポジションに、これだけ違う人が入ったのだ。バランスが崩れるのも無理は無い。
気付かないケイロスでもないと思うのだが・・・。
マケレレの位置・働きに関し、レアル首脳陣は、攻撃の際は目を瞑るべきだったのだ・・・。
余ってしまったクラックを、無理にパズルに当てはめた結果
これこそが、今季のレアルの惨状である。
コメント